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2017年のSEOはこうなる予想

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2017年のSEOを予想します。

1.キュレーション(パクリ)サイトに勝つのは難しい

キュレーションサイトの跋扈は来年も続きます。

Googleのジョン・ミューラーもキュレーションサイトを否定しませんでしたし、今のGoogleアルゴリズムではオリジナル記事とコピー記事を判断することができないのでしょう。

1つのテーマについて網羅したページを量産したサイトが勝利します。

つまり、さまざまなウェブサイトからコンテンツをパクって、まとめたサイトが勝者となるわけです。

2.テーマに特化したサイトはバリエーションが重要

例えば、ボクシングの情報サイトがあるとします。
試合結果や、歴代チャンピオンなど、ベタなボクシング情報を量産していると、似た文章、同じ単語を使った記事になります。

Googleから類似ページの量産として認識され、サイトの評価が下がります。

こうなると更新するればするほど、類似ページの量産と判断されるので、サイトの評価は下がり続けます。

つまりSEOの負の連鎖、悪循環です。

なので、類似ページにならない記事のバリエーションが重要になります。

例えば「ボクササイズで10kgで痩せた。体脂肪10%を目指せ」とか「カッコイイ、ボクシングのトランクスTOP10」、「キャラが最高のチャンピオンの嫁たち」などなど。文章や単語のバリエーションが増える記事を投下するしかありません。

しかし、ココでも問題が発生します。

ユニークな記事、アクセスの稼げる記事はキュレーションにパクられます。

キュレーションサイトでなくてもSEO業者に記事の一部をパクられます。

記事をパクッて、パクリライトしてまとめるのは、記事を書く作業に比べると、簡単な作業なので、記事を量産しやすいです。

もう、良い記事を書くのがバカバカしくなってきますね・・・。

3.自作自演のコメントSEOが加速する

ジョン・ミューラーのアホが、SEOのヒントを与えてしまいましたので、自作自演のコメントSEOが加速するかもしれません。

昔からあったSEOなのですが、ジョン・ミューラーが容認してしまいました。

自作自演コメントの良い点は、単語、文章のバリエーションを増やせる点です。

中途半端な文字数の記事を量産するのであれば、自作自演コメントSEOは効果的です。
チャラ男、まじめ系、女子、初心者、とキャラを設定して、このキャラが書いたかのようにコメントすると、単語や記事のバリエーションが増えます。

実際、Youtube動画紹介、文章ほとんどなし、コメントは自作自演したページを量産して上位表示できているウェブサイトもあります。

そもそも記事を書くというのは、1つの視点から書くことです。いろいろな視点で記事を書くと分裂症のようなライティングになります。

その点、まとめサイトはいろいろな視点を短い文章で羅列されています。まとめサイトが強かった理由の1つでしょう。

ランサーズで、外部ライターに記事をパクリライトしてもらい、さらにコメントも購入すると無敵じゃないかなぁ・・・と思います。

4.サグラダ・ファミリアSEOもホドホドに記事を分割する

長文の記事がSEOに強いため、ドラマやアニメの感想記事は1話1ページにするより、1ページに1話づつ追加して長文ページにするSEOがあります。

いわゆる「サグラダ・ファミリアSEO」です。

ただ、ここ最近は適度にページ分割した方がSEOには効果が出ています。

なので、1ページには1話~6話。2ページ目には7話~12話。と分けた方が良いでしょう。文字数が異様に多く、長いページは昔ほど評価されない傾向になっています。

 

スマートフォン対応や、Titleタグ、サイト内リンクなどの細かいTipsも引き続き必要ですし、マイクロフォーマットなどもSEOには関係なくても「強調スニペット」などの件もありクリック率に影響をもたらしそうです。

2017年も、キュレーションサイト、コンテンツマーケティングSEO業者のライティングサービスには悩まされそうです。